ペクチンの役割と効果、効能|多く含む果物や使い道とは?

ペクチンとは何?役割や使い道を教えて

ペクチンとは植物に含まれる多糖類(炭水化物)の一種で、粘性がありヒトに対する毒性もないことから、役割としては食品の粘度を増したり、ゲル化させたりする使い道があります。

ペクチンとは確かに多糖類の一種ですが、含まれる糖はグルコース(ブドウ糖)やフルクトース(果糖)ではありません。

ガラクツロン酸という単糖のものが幾つもつながった構造をしています。
ちなみにガラクツロン酸とはガラクトースの構造が少し変わったものです。

粘度のある食品、ゲル状の食品といえば何を思い浮かべるでしょうか。
そうです、ジャムやゼリーです。
ジャムやゼリーの粘性を作る役割、使い道としては欠かせないものです。

デンプンはグルコースが幾つもつながった多糖類ですが、やはり粘性がありますね。
このように多糖類には粘性があることが多いです。

ちなみに、デンプンは私たちは消化吸収することができますが、ペクチンに対する消化酵素を私たちは持っていません。
つまり消化することはできないわけです。

こう書くと意味がないようにも思えますが決してそうではありません。
消化できない多糖類はいわゆる食物繊維そのものです。

ですから、食物繊維としての役割、使い道をされることもあります。

ペクチン

ペクチンを含む果物や、含有量について教えて

ペクチンを含む果物の代表例は、みかんやオレンジ、さらにはレモンなどの柑橘類であり、含有量はおおよそ3%前後です。

ただしこれは果物全体の重さに対する割合ではありません。
あくまでも実の部分、私たちが普通口にする部分に対して含む割合です。

ペクチンは主にゲル化剤としても使われており、ジャムを作る際には欠かせないものなのですが、ジャムと言えばりんごジャムとか、いちごジャムなどはあっても、みかんジャム、オレンジジャムというのはあまり聞きませんね。

代わりにマーマレードになりますが、これがまさに柑橘類の果物にペクチン含有量が多いことと関係しています。

ジャム作りに必須なものを加える必要がなかったので、歴史的にはジャムではなく別のものとして扱われ、マーマレードという名前が付いているのですが、実はそれは柑橘類では初めから含むものであったというわけです。

ちなみにマーマレードにはジャムには無いものが入っていますよね。
皮です。
これもまた偶然ではありません。

実は私たちが普通口にする部分よりも皮の部分のほうがペクチン含有量が高いのです。

昔の人は、非常にうまく自然のものを利用してマーマレードを作っていたという事がわかります。

果物

効果や効能、肌に良いのか教えて

ペクチンはゼリーやジャムによく使われる成分で、最近では様々な効果・効能があると注目を集めていますが、その肌への作用についてはご存知ですか? まず、ペクチンとは果物や野菜に含まれる植物由来の天然多糖類です。
糖を加えて加熱すると溶け出してきて反応し、ゲル化する性質があります。

この性質によりジャムなどを作ることができるのです。
そんなペクチンですが、最近は健康や美容にも効果・効能があることがわかってきました。

その一つが血中の悪玉コレステロールを下げる働きです。
不規則な食生活などを続けていると血中の悪玉コレステロールは増え、動脈硬化や心筋梗塞などを引き起こす可能性があります。

しかし、ペクチンを摂取することでそれらを予防することができるのです。
さらに食物繊維としての働きもあり、腸内環境を整えることができます。

それにより、便秘改善や高いデトックス効果があります。
さらに腸内環境が整うと肌も美しくなる効果があります。

体内の老廃物がきちんと排出されることで新陳代謝が活発になり、肌のターンオーバーも整うのです。

このようにペクチンには健康や美容への効能があります。
その一つが高いデトックス作用に伴う美肌効果です。

便秘を解消して肌を美しくするならおすすめの栄養素です。

あと、ペクチンを含むリンゴジュースなどを飲めば、「コレステロール値を下げる飲み物」になりますので、かなりお勧めです。

肌

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